6月29日バズセッション板書

Q 開発のためなら地元住民を立ち退かせてもかまわないという発想は,どこから,なぜ現れるのか。

<オレンジ>
地元のことなのに,政府の考えばかりが優先されるのはおかしい。
結局は利権がらみでは!?

 政府の考え・開発すればよくなる。
・国際社会の中で発言力を持つためには天使対。→経済発展こそすべて。
・後々は住民のためになるからという「未来のため」の大義名分に,今生きて
  いる住民を犠牲にするのはよしとしていいのか?
・力のある人が物事の利益じゃなくその弊害について最優先で考えることが出
  きるような社会を目指すべき。


<薄いブルー>
・その発想は,後進国の先進国に対する劣等感から来ていて,発
展を急ごうとするから現れる。
・政府が国際評価を得たいという思いから地元住民の利益を考えないでいる。
・利益の音傾斜は地元住民ではなく政府であり,政府の利己心からその発想は
  来ている。
・発展のための少々の犠牲はかまわない。


<濃いブルー>
原因
・先進国の立場から発展途上国は発展しなければならないとして、
  先進国が弱い立場の国から利益を搾取する
・西側諸国だけでなく、南側の官僚主義やワイロなどの体制の悪さ
・犠牲は仕方ないというのはマクロ的な視点で、一人一人の幸せや
  その民族のくらし方をみていない。
・(犠牲は仕方ない)というなら、先進国も犠牲を受ければいいのではないか?


〈黄〉
☆政府・企業の利益追求が原因。
 開発からしか利益は得られず、また自国ではなく他国の事であるため、地元住民の
ことを考えられなくなっている。(←合理的な社会にいることから生まれた合理主義
による。

☆利益を得る側と不利益を被る側の二者が存在すること自体に開発の問題がある。


〈白〉
それによって利益を得る人がいるから。→誰か
 ☆援助している国が利益を得るのでは?
 ☆第三世界をよりよくしようと見せかけて先進国が利益を得る。
 ☆先進国の建設会社
 ☆依頼する企業も開発することによって進出する。

周りから力を回してやっているように見えるが、実際は国が他国等に頼んでやってい
る仕組みになっている。